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エムズコミュニケイト 佐藤 信二
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こんにちは。CRM/ポイントサービスコンサルティングのエムズコミュニケイト(2018年4月に大日本印刷グループよりMBO致しました)が運営するポイントマーケティングラボ編集部です。
こちらのサイト、ポイントマーケティングラボでは、企業・事業会社のマーケティング・販売促進の担当者・事業責任者の方々に向けて、ポイント制度の導入やCRMのノウハウについて、プロの視点から惜しみなく情報を発信して参ります。
是非ご参考にしていただければ幸いです。
RFM分析をするために、効果的で使いやすいソフトはマーケティング担当者としては、必須のツールですね。今回は、RFM分析をするためのおすすめのツールを一覧にしてご紹介してみたいと思います。自社に合ったソフトを使用することで、より良くRFM分析が行うことが可能です。相性の良いソフトを探すには、まずフリーソフトの活用がおすすめです。自分に合ったRFM分析方法を見つけ出しましょう。そして、気に入ってから有料版を購入すれば、無駄な出費を出さないでしょう。
ただし、RFM分析するタイミングには気をつけましょう。大体のフリーソフトは、無料期間が決まっています。その無料期間のうちにきちんと効果が実証できるように、準備しましょう。店舗運営者であれば、運営を始めたばかりであれば十分な情報が集まっていないでしょう。そういった点も注意してツールの見極めをすることが肝心です。
RMF分析について、基礎知識等をおさらいしたい方はこちらの記事をご覧ください。
いいお客様Pro
体験版は30日間全機能を使用できます。すぐに使えるようにサンプルデータも入っているので、まだ始めたばかりの店舗運営者にとっては嬉しい機能ですね。まずは、RFM分析をしてみようという方は、このソフトから使ってみると良いかもしれません。メール送信やはがき作成の機能も充実しています。(詳しくは、https://www.ozsystem.jp/frdpro/pro_top.htmをご確認ください。)
「いいお客様Pro」の独自性として、4つの特徴が挙げられています。
①グループ履歴
お客様のRFM値を履歴とともに時系列に見ることが可能です。
②グループ分けのビジュアルな設定
面倒なグループ分けの作業を見やすくビジュアル設定してくれるようです。
③RFM値範囲のシミュレート機能
RFM分析は、顧客一人ひとりのある程度のグループ化によって、顧客の傾向をつかむものですが、実際に販促に生かしていくには、より細かく顧客一人ひとりを見ていく必要があります。「いいお客様Pro」ではより細かな範囲パラメータが設定でき(RFM値範囲を最大256通り自動増減)、最適なRFM値範囲を見つけます。
④グループ分けのシミュレート機能
5段階のグループ分けを行い、最適なグループ分け見つけます。
「RFM分析いいお客様Pro」のダウンロード販売価格は、38,000円(税別)です。365日間に使用期間が限定されている「RFM分析いいお客様Pro365」は、9,333円(税別)で提供されています。
BitRFM4
30日間の無料体験版があります。ソフトの取り込みや、設定も簡単に行うことができます。細かい条件設定やランク分けができるので、優良顧客のグループが正確に分かるようです。細かいグループ分けによって、よりきめの細かい販促が期待できるでしょう。また、デシル分析にも対応しているようですね。デシル分析では売上全体に対しての各グループの売上比率が分かります。
しかし、分析件数に制限があります。また他のソフトとの連動ができません。そのため顧客への販促メールの作成の際には、一度データを出力して、メール作成のためのソフトを使用しもう一度、結果を見ながらグループ分けをしてメールを送る必要があります。少し手間が掛かりますが、RFM分析を行うには十分な機能があります。最新バージョンは、処理スピードが格段に上がったようです。CD版は30,000円(税別)(バージョンアップは18,000円(税別))、ダウンロード版は28,000円(税別)(16,000円(税別))で提供されています。(詳しくは、https://www.newsbit.co.jp/software/brfm/をご確認ください。)
顧客管理withFirebird
顧客情報や対応履歴を管理することができる顧客管理ソフトです。起動回数30回まで無料で利用できるようです。
RFM分析によるグループ分けを行い、そのグループ毎にメールを送信することもできます。また、エクセルで加工可能なFAX送付状や見積書、納品書・請求書の作成もできる点や、カレンダー作成管理機能などは非常に便利でしょう。顧客管理に付随した様々な機能を搭載したソフトなので、自社の販促の際に他のツールを使用する手間が省けることは嬉しいですね。しかし、今まで上記紹介したものと違い、日にちの使用期限ではなく、起動回数による制限があるので、他のものより十分に機能を試すことはできないと感じるかもしれません。1ライセンスは30,240円(税込)で提供されていて、複数台のパソコンで使用の場合は、追加ライセンス費10,800円/本(税込)がかかるようです。(詳しくは、https://www.dangobros.com/crm/index.htmをご確認ください。)
やよいの顧客管理14
様々なソフトウェア製品を取り扱っている弥生株式会社が提供している「やよいの顧客管理14」も、30日間無料で使用することができます。とにかく、サポート体制が充実しており、ユーザビリティがしっかりしていて、操作も分かりやすいのが印象的です。他のソフトと連動させることもできるのは嬉しい部分ですね。メルマガなどの販促はスムーズにできるでしょう。約30種の業種の台帳管理項目があらかじめ設定されているようですが、実店舗運営者向けに作られているようなので、ECサイト運営者にとっては少々使いづらい可能性もあります。購入前のQ&Aなど購入者の疑問を解決できるような作りになっているのは、ツール購入者にとっては嬉しい心遣いです。また、万が一使いこなせない場合は期間内であれば「返品フリーサービス」が利用できます。料金プランは、そのサポートの手厚さによって異なり、全てのプランに「あんしん保守サポート」が付いています。次期製品の無償提供や、操作説明サポート、万が一顧客データが破損しても復旧してくれるサービスという有難いサービスです。ベーシックプランであれば、税込5,400円、周辺ソフトウェアサポートの付いたトータルプランであれば税込14,040円です。(詳しくは、https://www.yayoi-kk.co.jp/yss/download/14.htmlをご確認ください。)
RFM分析をするためのおすすめツール一覧 まとめ
RFM分析を行い、顧客への関係構築ならびに売り上げ向上を担うツールですから、簡単には購入したり決済はおりないのが現実でしょう。そんな中、やはり無償でのお試しはもはや常識になってきています。後悔しないツール選びのために、じっくり検討してみてください。
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