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エムズコミュニケイト 佐藤 信二
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こんにちは。CRM/ポイントサービスコンサルティングのエムズコミュニケイト(2018年4月に大日本印刷グループよりMBO致しました)が運営するポイントマーケティングラボ編集部です。
こちらのサイト、ポイントマーケティングラボでは、企業・事業会社のマーケティング・販売促進の担当者・事業責任者の方々に向けて、ポイント制度の導入やCRMのノウハウについて、プロの視点から惜しみなく情報を発信して参ります。
是非ご参考にしていただければ幸いです。
共通ポイントの優位性について勉強はしたけど、いざ導入しようにも、「具体的にどんなことがあるのかわからない」と不安で足踏みをしている人も多いのでは?人は「わからないこと」に不安を感じるものです。
ここでは、大手共通ポイントの「Tポイント」について、より詳しく説明します。
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「Tポイント」とは
Tポイントは、TSUTAYAを代表とするカルチュアコンビニエンスクラブが運営するポイントサービスです。「全国民の3分の1が持っている」とされ、TSUTAYAのレンタル会員から始まり、ファミマやドトールコーヒーなどの提携店でもポイントが貯まる・使えるというものです。
数多くのメディアにも取り上げられ、知名度も高く、会員数の多さでもそれは証明されているでしょう。
2012年9月のデータでは、20~40代を中心に普及しており、その中の男性:2,047人(日本の男性人口の32.9%)、女性:2,212人(日本の女性人口の33.7%)が利用しているとされています。
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Tポイントを導入するメリットは?
先にも述べましたように、「全国民の3分の1が持っている」と言うデータは、やはりプラスなのではないかと思います。全国的にその認知度は高いので、これから導入することとなった場合、既存顧客の来店の促進は勿論のこと。共通ポイントの強みである「相互送客」によって新規顧客の獲得や顧客の囲い込みする機会が増えるのではないでしょうか?
またTポイントを導入することのメリットは、まだまだあります。顧客側としても利用できる店舗数が多いのは魅了の一つではないでしょうか。店舗数が多いだけでなく、利用できる業界も様々なのは、ポイントカード本来の楽しみでもある、ポイントを貯める喜びを常に感じられます。こうしたことは結果として顧客の満足度向上にも繋がります。最近では、リアル店舗だけでなく、ECサイトや携帯料金の支払いなど利用出来る場面も多様です。支払い額も幅広く利用出来る機会が多ければ多いほどポイントが貯まり易いのは良いですね。
このようにTポイントを導入することのメリットは、多くあります。そしてこのTポイント加盟店には、以下のようなメリットがあります。
ポータルサイトで店舗紹介
ポータルサイトなどのメディア内の「ポイントの貯まる・使える加盟店検索コーナー」にて、加盟店舗の営業案内を紹介しています。こういったサイトに店舗情報を掲載することにより、集客を向上させることがねらいです。
SPツールの提供
加盟店になれば、Tポイントに関するSPツール(セルフプロモーションツール:マスコミ以外の媒体による公告)の提供を受けることができます(一部有償)。店舗近隣に設置するのぼりやステッカー、店内ポスターなど、これらにより、集客の促進を図ることができます。
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Tポイントを導入するデメリットは?
加盟数が多く持っている方も多いTポイントですが、導入するメリットだけでなくデメリットについても考えておかなければなりません。
一番のデメリットとして考えられるのが、地域性を理解した上で導入を検討しなければならないことです。地域性と疑問を持たれる方も多くいるかと思います。Tポイント自体顧客数、加盟数ともにトップレベルの共通ポイントだと思います。ところが、日本にはもちろん「Tポイント」だけでなく、「Ponta(ポンタ)カード」、「楽天ポイント」などのリアル店舗やネットでも使える共通ポイント三国時代と言っても過言ではないくらい各社顧客の囲い込みや、加盟数を日々伸ばしている状況です。
例えば、現在何処にでもあるコンビニですが、ご存知の通り「ファミリーマート」は、「Tポイント」。「ローソン」は「Ponta(ポンタ)カード」と言ったようにコンビニ毎に使えるポイントカードが異なっていますね。また「楽天ポイント」はネット上でも特に強く、セールの時はポイントが、3倍、5倍……時には10倍と還元率が非常に高くなっています。その他にも主要な共通ポイントがありますので、考える必要があります。
なのでこのように、いざ導入をしようとした場合地域性をよく理解し、近隣でもTポイントを利用出来る機会が多いとなれば、デメリットは無いかと思います。
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Tポイント導入の流れ
①問い合わせ
インターネットや電話から問い合わせます
②説明・案内
営業担当から、詳しい説明を受けます
③契約
申し込み書類に記入し、正式に契約します
④ポイントカード設定の打合せ
ポイントカード・システム設定の打合せ
⑤初期費用の入金
⑥導入説明・納品
入金後、店舗にて導入説明と納品があります
Tポイント導入には、以上のような手続きがあります。①~⑤までには、概ね1週間程度かかり、⑤から⑥には最短8営業日とされています。大体3週間程度で導入というかたちになります。
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Tポイント導入の費用や初期費用は?
ここまでTポイントを導入するまでの経緯について述べてきました。では実際にTポイントを導入する際に必要となる費用を見ていきます。
まず最初に加盟が必要となってきます。そしてその費用には、当然のことながら加盟金、基本料、手数料が掛かります。細かい費用などは下記にまとめてみましたので、ぜひご参考ください。
加盟金
加盟金は、初回のみ¥55,000程度かかります。
基本料
基本料は、月々¥7,500(月額固定)程度かかります。
手数料
手数料は基本、Tポイント関与売上の3%とされています。ただし、加入加盟店数やTポイント関与の売上がある一定の金額を3か月間維持できた場合、システム手数料の軽減措置があるようです。
ポイントを顧客が使用した場合の負担はだれに?
共通ポイントに関する疑問でよく聞かれるのが、「顧客がポイントで自社商品を購入したら、その購入分の金額は自社で負担するのか?」という内容です。
この場合、一時的にポイント分の金額は店舗で立て替えることになりますが、翌月請求分から立て替えた分を差し引いた請求となるようです。
既存のレジも変更しないといけない?
Tポイントを付与・還元する端末を貸与してもらえます。貸与ですので、システム投資の必要はありません。また、専用端末はレジと非連動なので、既存のレジを入れ替えたりする必要もありません。
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まとめ〜Tポイント導入に際して知っておくべきこと
どこの企業も顧客の囲い込みなどによって、多くの共通ポイントがありますが、Tポイントは圧倒的知名度や、視認効果の高さはやはり国内でもトップレベルかと思います。Tポイントのメリットとしても述べましたが、「全国民の3分の1が持っている」こと大きく、顧客としての満足度も高まるのでないでしょうか。初期費用や基本料、手数料がそれなりにかかるとしても、会員数と導入の先にあるメリットを鑑みた場合、高い買い物ではないのかもしれません。
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ポイントサービス導入をご検討の会社様は、弊社エムズコミュニケイトにご相談ください!
①国内唯一・取り組み実績(エムズコミュニケイト)
国内で唯一のポイントサービスに特化したマーケティングコンサル会社です。これまでのポイントサービスの導入実績は150社以上あり、通販、小売り、サービス、金融、鉄道・航空、ガス電力など幅広い業界においての支援実績があります。
②DNP(大日本印刷)グループによるワンストップ支援
弊社は大日本印刷グループの子会社です。そのためポイントサービスにまつわる業務全般をワンストップでお受けすることが可能です。ポイントサービス戦略設計、システム構築、個人情報管理、運用支援、プロモーション、カード発行、コールセンター、ポイント交換商品の発送管理など上流~運用までを網羅的にサポート可能です。
③中立性を加味したシステムベンダー紹介
ポイントサービスのコンサルティング支援にあたり、ポイントシステムベンダーについては、中立性を重要視しております。貴社のニーズにあったベンダー紹介および、システムのカスタマイズ提案が可能です。